なぜ私は毎日走っているのか。フルマラソン・サブ4(サブフォー)への道

50歳を過ぎた普通のサラリーマンが、ある出来事をきっかけに毎日走り続けるそのモチベーションの数々。

ジョグノート。

すでにランナーだった大親友Yの勧めでジョグノートというSNSを始めた頃は、まだ走ることを習慣にしていなかった。
今思えば笑ってしまうが、最寄り駅までたまに小走りする1kmを記録してはアップする程度だったのである。月に5kmから10km。その当時はまだSNSという言葉が世間一般に浸透する前。FacebookやLINEのアカウントを持つ人がぼちぼち増え始めた頃であった。ランニングを記録するというよりは、SNSに慣れることの方が主な目的であったように思う。
そのジョグノート毎日走るようになった今も綿々と続けている。小学校の頃から何をやっても三日坊主で続けて何かをするということが大の苦手だったこの私が、初めて続けられていると言っていいのがこのジョグノートなのである。自信の源かもしれない。http://www.jognote.com/
繋がっている友達は6人ほど。少ない(笑)。ずっと変わらないコアなメンバーである。毎日走るようになって友達に励まされ、笑われ(笑)、祝福されながら今日に至っている。
大親友Y、大親友の後輩女子C、同じ目線で励まし励まされる同級生N、同級生女子AやMらに日々の記録を上奏しているという厳かな気持ちもたまにするくらい、続けることによって自分にとってかけがえのない神聖なものとなっている。
走る、記録する。この繰り返し。
これが本当にいい。
ご興味がある方は、マチューくん、でネット検索をしてみてください。毎日のランニングによってベッタリと塗り潰された私のジョグノートのカレンダーをご覧いただくことができます(笑)。
走った距離、時間、コメント、写真。
これらを淡々と記録する毎日。アプリケーションなので、それなりにきちんと集計をしてくれ、それを月単位、年単位で振り返るのが実に楽しい。無上の喜びである。時間を忘れて見入ってしまっている(笑)。
「あなたって、ホントに自分のこと大好きだよね〜」
そんな妻の言葉が頭の中でグルグルする。
「ナイスラン!」
そしてたった一言でも、友人の励ましは何ものにも代え難いエネルギー源である。嬉しい。コメントのやりとりには、そんな力がある。自分の言葉も友人の力になっているのかなぁ。そうだとすればそれもまた胸が熱くなるように嬉しい。
人間は一人では生きていけないとよく聞くが、本当だなぁと実感する。
がんばること、続けること、楽しむこと、生きること、それらは全て人と人との繋がりの中で織りなされている。そんなふうに思う。

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マチューくんのジョグノート